The Rolling Stones
2006/03/22(水)東京ドームでThe Rolling Stonesを観ました。
『A Bigger Bang』を引っさげての来日公演。
彼らは世界最高のRock&Roll Bandだ。
---The Band---
・Mick Jagger(Vo)
・Keith Richards(G)
・Ronnie Wood(G)
・Charie Watts(Ds)
・Darryl Jones(B)
・Chuck Leavell(K)
・Bobby Keys(Sax)
・Bernard Fowler(Vo)
・Lisa Fischer(Vo)
・Blondie Chaplin(Vo)
・Tim Ries(Sax/K)
・Kent Smith(Tp)
・Michael Davis(Tb)
◆GUEST
---The Band---
・Richie Kotzen(Vo,G)
・Billy Sheehan(B)
・Tal Bergman(Ds)
最高の一晩だった。
空は曇り雨が降り始めた。
水道橋の駅は混んでいる。
去年の9月のB'z以来久々の東京ドーム。
個人的に余りでかい会場は好きではない。
でかい会場でPlayできるArtistは限られている。
彼らはそんなArtistだ。
【Steel Wheels Japan Tour 1990】 初来日。
東京ドーム10Daysを実現。
【Voodoo Lounge World Tour 1995】
東京ドーム7Daysを実現。
【Bridges To Babylon Tour 1998】
東京ドーム4Daysを実現。
【Licks World Tour 2002 - 2003】
東京ドーム2Daysを実現。
【A Bigger Bang Tour 2006 】
そして今回東京ドーム2Daysを行う。
もちろんここ以外の場所でもPlayしている。
あえて東京ドーム公演日数のみ載せてみた。
ここ東京ドームはまさに彼らのHome Groundなのかもしれない。
過去に何度もここで最高のShowを披露している。
そして今回俺にとって始めてのThe Rolling Stones。
関東ではここ以外に埼玉スーパーアリーナでも行われるとの事。
その日も観に行きたかったが残念ながら都合がつかなかった。
会場に到着しPamphletとPosterを購入。混み合っている為購入で時間が掛かり既に前座の俺が楽しみにしていた奴らの演奏は始まっていた。
定刻通り19:00にStart。
前座のRichie Kotzen Trioは素晴しい。
Trioとは思えぬHeavyな感じだ。
Stage両脇のMonitorで演奏Sceneが映し出されていた。
2階席の後ろの方ので観ていた為余りよく見えない。
今回Pat TorpeyがDrummerを務めるとの事で楽しみにしていた。
残念ながらStageには彼の姿は無かった。
Tal BergmanというDrummerが参加していた。
Richie KotzenとBilly SheehanとPat TorpeyのTrio観たかった…
いずれ別の機会に単独公演の実現を俺は期待している。
--SET LIST--
01.Soldiers Of Sorrow
02.Shapes Of Things
03.Stand
04.I'm Losin' You
06.Go Beyond The Time
Richie Kotzenが『機動戦士ガンダム』のRockCoverAlbumをRelease。
Album『哀 戦士・Z×R』から『Soldiers Of Sorrow』でStart。
The YardbirdsのCover『Shapes Of Things』を演奏。
これは2年前にRichie KotzenのSolo公演でも演奏していた。
Solo Albumから『Stand』,『I'm Losin' You』など演奏。
30分位のStageはあっという間でした。
その後40分程Set Changeなどが行われた。
それにしても大きなStageだ。
こんな馬鹿でかいのは始めてだ。もしかしたら今後これだけでかいStage Setでの日本公演は観れないかもしれない。
公演の値段も破格だ。
Golden Circle席¥55000
S席¥17500 A席¥14500
B席¥12500 C席¥9000
驚いたのがGolden Circle席と呼ばれる¥55000の特別席。
Stage中央の巨大Monitorの両脇に5階建てのビルがある。
その中に約100人程の席を設けているようだ。
このStageの設営にも通常では考えられない時間が掛けられてる様だ。
そして長い花道が用意されている。
Stageが移動し離れ小島の様な感じのもう一つのStageが出来上がる。
2 Stage 仕様になっている。
今回は俺はC席を選択。
開演まで少し時間が有った。
どうやら寝てしまったようだ。
20:10過ぎけたたましい音で一気に目が覚める。
今回のMain ActのThe Rolling Stonesの登場だ。
--SET LIST--
01.Jumpin'Jack Flash
02.Let's Spend The Night Together
03.She's So Cold
04.Oh No,Not you Again
05.Sway
06.As Tears Go By
07.Tumblin'Dice
08.Rain Fall Down
09.Night Time Is The Right Time
10.This Place Is Empty
11.Happy
12.Miss You
13.Rough Justice
14.Get Off My Cloud
15.Honky Tonk Woman
16.Sympathy For The Devil
17.Paint It Black
18.Start Me Up
19.Brown Sugar
20.You Can't Always Get What You Want
21.Satisfaction
巨大Monitorから光のShowerが放たれる。
Golden Circle席はStage Setの一部になっている。
素晴しい演出だ。
『Jumpin'Jack Flash』でStart。
1曲ごとにMick Jaggerは日本語でAudienceに語りかける。
Memberの平均年齢は62歳。
Stageでの動きはそれを感じさせない程Powerfulだ。
Mick Jaggerの力強い中音域のVocalは素晴しい。
AggressiveなStaging。
かっこいい。
Stageの端から端まで走ったりShoutしたり…
完全にThe Rolling Stonesという巨大な野獣を操っている。
1曲1曲力強く歌い上げるその様には感動を憶えた。
Keith Richardsは最高にRockなGuitaristだ。
単純に生であの音が聴けたことが何より嬉しい。
もう本当に最高だ。
Soloで『This Place Is Empty』と『Happy』を披露。
Mick Jaggerとはまた違った味わい深いVocalが印象的だった。
Ray Charlesの『Night Time Is The Right Time』
のCoverも演奏していた。
豪華なBrass隊,Soulfulな女性Vocalなど…
Backを支える力強いMusician達。
Darryl JonesのFunkyなBass良かった。
Ronnie WoodはKeith RichardsとTypeが違うGuitaristだ。
BluesyなPhraseが最高に良かった。
個人的にJeff Beckに近いような印象を持っている。
このBandに加入した一番若いMemberである。
といっても既に30年経過している。
Charie Wattsはこの土台をしっかり支える素晴しいDrummerだ。
引退説なんて皆無だろう…まだまだいける。
そう思ったのはきっと俺だけではないはずだ。
彼の言葉通りきっと転がり続けるだろう。
止まる事無く永遠に…
Stageが動く。凄い演出だ。
もう一つのStageでの演奏が始まる。
確か下記の3曲を演奏。
『Rough Justice』
『Get Off My Cloud』
『Honky Tonk Woman』でここでの演奏は終了しまたMain Stageに戻る。
Stageが稼動してる間Main Stageの中央では巨大なべろが動いていた。
ド派手な演出最高だ。
その後
『Paint It Black』
『Start Me Up』
『Brown Sugar』
などHit Numberが続く。
Encoreは下記の2曲でした。
『You Can't Always Get What You Want』
『Satisfaction』
こうして2時間のShowは幕を閉じました。
もしまた機会が有るなら次回のAlbum Tourも観に行きたい所です。
また金曜日ここでThe Rolling Stonesを観るって考えるとわくわくする。
非常に楽しみだ。
Top| by insomnia_1980 | 2006-03-22 23:50 | Live Review