Chico & The Gypsies
2008/03/05(水)BLUENOTE東京でChico & The Gypsiesを観ました。
Chico & The GypsiesのBand LeaderであるChico Bouchikhiは1953年生まれ,Morocco人の父,Algeria人の母を持つ。
France Arles地方を中心に活動するGipsy Kings/創始者:Jose Reyesの娘と結婚,Producer:Claude Martinezの薦めもありGipsy Kings加入。
喜劇王:Charlie Chaplinが演奏を聴いて涙したと言うGipsy Kingsは1st Album『Allegria』(1982),Album『Luna de Fuego』(1983)Release。
3rd Album『Gipsy Kings』(1988)から世界展開を図り,World Music Boomの追風に乗りFranceから始まり世界中で大Hitを記録。
Band Sound進展の鍵を握ったLeader:Chico Bouchikhiは4th Album『Mosaique』(1989)Release後Gipsy Kingsを脱退。
1992年Chico Bouchikhiは自己のGroup:Chico & The Gypsiesを結成,Album『Vagabundo』(1996)をRelease,日本でも20万枚の大Hitを記録。
Album『Nomade』(1997),一青窈の『もらい泣き』のCoverも収録のAlbum『Freedom』(2005)をRelease。
Gipsy Kings同様Spanish FlamencoにLatin Rhythm,Rock,Salsa,Funk,Pops等の要素を加え熱いSoundを聴かせる。
今回約1年ぶりの来日・初のBLUENOTE東京公演だ。
---The Band---
・Chico(G,Vo)
・Tanne(G,Vo)
・Manolo(G,Vo)
・Babato(G,Vo)
・Pepino(G,Vo)
・Mounin(G,Vo)
・Kema(G)
・Paul(B)
Chicoと流浪の民。
2008/02 The Crusaders Joe Sample,Wilton Felder,Ray Parker Jr.,Nils Landgren,Nick Sample,Steve Gadd以来のBLUENOTE東京だ。
今夜のActはChico & The Gypsiesだ。
Chico & The Gypsiesを観るのは個人的に今回が初めてだ。
前回来日の2007/02 COTTON CLUBでの公演の際Music Charge:¥13,125と高額だった為見送った。
JVC Jazz Festival Ticket購入者対象にTicket持参でMusic Charge 20%Off Campaign/Welcome Drink付(予約必須)適用で安くなるとの事。
当初初日の2008/03/04(火)1st Stage観に行く予定だったが体調不良の為2日目の1st Stageに変更。
所用を済ませ青山へ向かう。
席はいつものTable席を選択。
Welcome DrinkのみOrder。
定刻になりClub内が暗くなる。
--SET LIST--
01.Un Amor
02.Allegria
03.Baila Me
04.Papa,No Pega La Mama
05.Pharaon
06.Historia De Amor
07.Todos Todos
08.Inspiration
09.Besame Mucho
10.Moorea
11.La Bodega
12.Djobi Djoba
13.Bamboleo
14.Volare
15.My Way
Gipsy KingsのAlbum『Gipsy Kings』(1988)から『Un Amor』でStart。
7人のGuitaristが横1列に並びPassion溢れる熱いGuitarのStrokeを展開。
非常に圧巻で一気にTension上がる。
この情熱と哀愁は病み付きになる。
7人のGuitaristの後ろでBassist:PaulがBottomを支える。
これだけ鉄壁なGuitarist達がいればDrumは不要だろう。
今回Chico & The Gypsiesを観に来た理由として生で『Inspiration』を聴きたかったからだ。
この曲は俺の大好きな時代劇で故・池波正太郎氏原作、中村吉右衛門氏主演の『鬼平犯科帳』のEnding Themeだ。
哀愁漂うFlavorがあの美しい京都の景色とMatchし鬼平犯科帳の世界観を際立たせる。
この曲に出逢ってから15年以上も経ってここで生で聴く事になるとは夢にも思わなかった。
目頭が熱くなった。
続いて演奏された『Besame Mucho』の熱いVocalが堪らない。
後半Album『Gipsy Kings』(1988)から『Djobi Djoba』,『Bamboleo』と立て続けに大Hit Numberを演奏。
盛り上がらない訳が無い。
そして極めつけは『Volare』だ。
最後のEncoreは同じくAlbum『Gipsy Kings』(1988)から『My Way』で終了。
約85分のStageは幕を閉じた。
また機会があれば観たい。
Top| by insomnia_1980 | 2008-03-05 23:50 | Live Review