ChickCorea&TouchStone Featuring AirtoMoreira&HubertLaws AnEveningOf ChickCoreaClassics,Flamenco&Jazz
2006/08/27(日)BLUENOTE東京でChick Coreaを観ました。
この公演はAlbum『Spanish Heart』~最新作 『The Ultimate Adventure』
に至るまでのFlamenco Jazzの世界観を堪能できる希少なClub公演だ。
Chick Corea&TouchStone
Featuring Airto Moreira&Hubert Laws
An Evening Of Chick Corea Classics,Flamenco&Jazz
---The Band---
・Chick Corea(P,K)
・Airto Moreira(Per)
・Hubert Laws(Fl)
・Tim Garland(Sax)
・Carles Benavent(B)
・Tom Brechtlein(Ds)
・Auxi Fernandes(Flamenco Dancer)
Latin/Spanish,Flamenco JazzそしてClassic…
Intelligenceの中に情熱を感じる最高のStage。
Chick Coreaは現代最高峰のJazz Pianist。
様々なStyleで現在も活躍し続ける超大物だ。
今までずっと観たいと思っていたが中々Timingが合わなかった。
俺にとって念願の公演だ。
今年は東京Jazzにも出演する。
非常に嬉しい事だ。
当初今日ではなく誕生日の記念も兼ねて初日に見に行くつもりだった。
素晴らしい思い出になるに違いなかったが…
はずせない所用の為この日を選んだ。
Club内は非常に混み合っている。
ちなみに本公演は全日Soldoutとの事。
席はほぼ埋まっていた。
Casherの前に椅子を出してもらうことに。
店内は少しバタバタしている様子。
定刻を20分押しでBandの面々がstageに上がる。
演奏が始まろうかという時にようやく席が用意された。
Chick CoreaのMCからStart。
いろんな声色を使ってのMCに会場の笑いを誘う。
Chick CoreaのPianoとAirto MoreiraのScatが絡む。
複雑なPiano Partを聴くとぞくぞくする。
『The Ultimate Adventure』
『To The Stars』
などの世界観を感じた。
Airto MoreiraはConcept Albumに出てくる様ないろんな声色を使って効果的な演出をしていた。
まるでGuitaristの様なCarles Benavent。
音数の多いBassだ。
楽器を確認するまで忘れていた。
そういえばこの形態はGuitarlessだった。
Chick CoreaとHubert LawsのDuoでBachのNumberを演奏。
Fluteの音色が素晴らしい。
Chick CoreaがCowbellを叩き始める。
Auxi FernandesがStage右のPercussionの前に現れる。
Tom BrechtleinとChick Coreaの掛け合いが始まる。
熱いRhythmの嵐だ。
それが終った後Airto Moreiraも加わりRhythm遊びが展開される。
そしてFlamenco Dancer:Auxi Fernandesが踊り始める。
Auxi Fernandesは美しいFlamenco Dancerだ。
あの狭いSpaceであれだけ情熱的に踊るとは…素晴しい。
BLUENOTE東京で本格的なFlamenco Danceを観たのは始めてだ。
彼女はStageを一旦下り楽屋へ戻る。
その際に握手してもらった。
そしてBlackのDressに着替え再び登場。
熱いInstrumental BattleをBackに美しい踊りを見せる。
曲が終わるとMemberが一列に並びAudienceに挨拶をする。
その後所定位置に戻る。
Chick CoreaのPianoを弾き始めた
最後は名曲『Spain』を演奏。
各MemberをFeature→サビと繰り返される。
サビではAudienceも一緒に手を叩いて盛り上がる。
そしてChick Coreaが弾いたMelodyをAudienceが歌うという流れに。
Auxi Fernandesの情熱的なDanceも含め30分前後の長いVer.になった。
こういう音楽を主としているBandでこれだけの盛り上がりを見たのは始めてだ。人気の高さには本当に驚いた。欧米を熱狂させたのも頷ける。
Chick Coreaが楽屋へ戻る際に俺の前を通ったので握手してもらった。
いやー素晴しいStageをありがとう。
約120分のStageは終了。今まで俺が観た60本以上のBLUENOTE東京のStageの中で一番長い演奏時間だった。その長さを感じさせないのにも驚きだ。
このBLUENOTE東京でGary BurtonやKeith JarrettとのDuoやReturn To Forever,Elektric BandなどでのStageを観てみたい。
話はそれるが来年Keith Jarrett来日が決定したようだ。
また以前の様に頻繁に来日してくれる事を期待している。
次回の公演も是非観に行きたい。
Top| by insomnia_1980 | 2006-08-27 23:55 | Live Review