Ravi Coltrane Quartet
2006/11/08(水)COTTON CLUBでRavi Coltrane Quartetを観ました。
Ravi Coltraneはあの伝説のSaxophonist:John Coltraneの息子だ。
自身のBandでの来日公演が実現。
---The Band---
・Ravi Coltrane(Sax)
・David Bryant(P)
・Massimo Biolcati(B)
・E.J.Strickland(Ds)
不思議な高揚感。
徐々にその世界に惹きこまれていった。
そんな夜だった。
Ravi Coltraneの名の由来はJohn Coltraneが敬愛していたSitar奏者Ravi Shankarにちなんだもの。
Ravi ShankarはNorah Jonesの父だ。
John ColtraneはRavi Coltraneが02歳の時に他界している。
おそらく父の面影は殆ど無いだろう。
もしJohn Coltraneが生きていたのなら…
親子共演が実現していただろう。
2004年Pharoah Sanders名義の公演でRavi Coltrane来日。
今思えばこの組み合わせ観ておけば良かったと少し後悔。
晩年のJohn Coltraneと活動を共にしたPharoah Sanders。
彼は今も尚ColtraneのSpiritを受け継ぎ活動を続けている。
もしこの先機会が有ればRaviとPharoahの共演を観たい。
こんなことを考えながらぼーっと流れる景色を眺めていた。
東京駅をでてTokiaへ向う。
すっかり季節は冬だ。
今夜のCOTTON CLUBは閑散としている。
そんな雰囲気だ。
個人的には空いてる方が好きだ。
KnifeやForkの音がたまに聴こえるの中でのJazzは勘弁だからだ。
定刻を05分程度過ぎて彼らが登場。
Audienceの反応が非常に微妙だ。
それに対して正直Bandのメンツも少しがっかりしている印象があった。
Ravi ColtraneがSoprano Saxを吹き始める。
Trio編成での演奏,Drum Soloなど含め20分以上の演奏が続く。
E.J.StricklandのDrum Soloがかっこいい。
凄くSimpleなDrumsetと小柄な感じが印象的だ。
そして比較的短い10分程度のNumberが2,3曲程度続く。
Ravi ColtraneのTenor Saxの音色が非常に印象的だった。
全体的にSoprano Saxを使用する割合が高いのもあるのかも…
SaxのPartが休みの時はDrumかPianoが中心になっている。
David BryantのPianoの高揚感が堪らない。
Stageの中盤睡魔に襲われ一瞬逝ってしまう。
05分程度の短い時間の中でそんな事が繰り返えされる。
隣をふと見てみると完全に寝ている…
Stage後半のE.J.StricklandとDavid Bryantの掛け合いが素晴しかった。
Encoreが一番素晴しかった。
David BryantのPiano Soloから始まる。
E.J.Stricklandの激しいDrumming。
Ravi Coltraneの美しいSaxの音色。
非常にDramaticなNumbarだった。
Encore含め約90分のStageが幕を閉じた。
Audienceの反応は微妙だが内容は中々良かった。
また機会が有れば観に行きたい。
Top| by insomnia_1980 | 2006-11-08 23:50 | Live Review