矢野顕子Group
2006/11/25(土)NHK Hallで矢野顕子Groupを観ました。
日本を代表するArtist:矢野顕子さん。
Pianist/VocalistとしてだけでなくTotal的に唯一無二の強烈な個性を持つほんわかしたつかみどころが無いArtistだ。
自らContrabass Guitarと称した6弦Bassを自由自在に操るJazz Fusion界の最高峰のBassist:Anthony Jackson。
JazzからRockまでAllRound Playerとして活躍のDrums:Cliff Almond。
【矢野顕子さとがえるConcert 2006】
---The Band---
・矢野顕子(P)
・Anthony Jackson(B)
・Cliff Almond(Ds)
1996年この3人で結成したTrioも今年で10周年だ。
毎年この時期にNHK HallでこのConcertを行っている。
今年は矢野顕子さんはDebut30周年だ。
そして俺にとって今夜は初めて矢野顕子さんを観る。
全てが自由で開放的な音楽。
昨日の夜から風邪を引いてしまい鼻水が止まらず…
それと頭痛が酷い。
薬を飲みしっかり睡眠をとる。
基本的な自己管理をして若干回復に向ってはいるが…
やっぱり辛い。
今夜も結構冷え込みが厳しい。
週末の渋谷は非常に混み合っている。
この時期Illuminationがとても綺麗だ。
NHK Hallに到着しPamphletを購入。
会場の中には託児所が設けられているのに驚いた。
NHK Hallは非常に観易い様な造りになっている。
椅子に座って若干睡魔に襲われる。
開演まで余り時間が無かったがうとうとしていた。
定刻になり矢野顕子さんらが登場。
Anthony Jacksonは2006/01のMike Stern公演の時より元気そうだ。
Cliff AlmondはどんなStyleをみせるのか非常に楽しみだ。
まずはTrioでの演奏からStart。
Anthony JacksonのBassは音の輪郭がはっきりしている。
まるでGuitarの様だ。
通常のRhythm楽器としてだけでなくMelody Lineを作る。
矢野顕子さんの弾くPianoはJazz/Fusion系という狭いCategoryには当てはまらない。
自由なPhrasing,独特のDynamismを持つ。
それにのっかるあの独特のVoice。
どっからそんなMelodyが浮かんでくるのか…正に天才だ。
歌詞の内容も独特で面白い。
Cliff AlmondのDrumは様々なStyleを持っている。
Pianoとの掛け合いのPartがかっこよかった。
前半のInstrumental Partは非常に迫力があった。
中盤は矢野顕子さん独りで弾き語りStyleだ。
Pianoを弾きながらのMC。
なんだか日常の1 Pageを見てるような独特のAt Homeな雰囲気。
暖かいだけでなく何処かCoolな部分を感じる不思議さ。
Pianoの切ないMelody/Code感が心地よい。
後半は再びTrioでの演奏。
PowerfulなInstrumental Partが非常にかっこいい。
俺にとって印象的なのがこの4曲だ。
『David』
『きよしちゃん』
『To Good To Be True』
『愛について』
上記以外に『ばらの花』の歌詞が好きだ。
最終バスを乗り過ごしてもう君に会えない…
あんなに近づいたのに遠くなっていく…
こんな素晴しい音楽があるのなら…
もっと早く出会いたかったと思った。
Encoreも含め約130分のStageは幕を閉じた。
本当に素晴しいもの見せて貰った。
矢野顕子GroupはBLUENOTE公演も行うArtistなので次回公演の際は是非観に行きたい。
Top| by insomnia_1980 | 2006-11-25 23:55 | Live Review