Mike Stern Band Featuring 小曽根真,Dave Weckl,Chris Minh Donky
2007/03/26(月)BLUENOTE東京でMike Stern Band Featuring 小曽根真,Dave Weckl,Chris Minh Donkyを観ました。
Mike Sternは1953/01/10 America生まれ,Berkeley大学出身のContemporary Jazz Guitaristだ。
1976年Blood,Sweat & Tearsに加入しProfessionalとしてのCareerをStart。
Billy Cobham Bandに参加後,Miles Davis Bandに参加,Album『Neesh』(1983)でSolo Debut。
David Sanborn,Michael Brecker,Jack DeJohnette,Donald Alias,Richard Bona,Dave Weckl,Dennis Chambers等が自身のLeader作品に参加。
これまで自身のLeader作品13枚をRelease,Contemporary Jazz Guitaristとして現在も第一線で活躍し続けている。
Album『Who Let the Cats Out?』(2006)を引っさげ、Pianist:小曽根 真氏を迎えての初公演だ。
---The Band---
・Mike Stern(G)
・小曽根 真(P)
・Dave Weckl(Ds)
・Chris Minh Donky(B)
新たなる音が生まれる。
Mike Sternはここ数年毎年来日している。
個人的にMike Sternを観るのは今回で6回目だ。
毎回一緒に来ていたSaxophonistのBob Franceschiniは今回はいない。
BassistはAcoustic/Electric両方使用するChris Minh Donkyが参加。
Drummerは久しぶりのDave Wecklだ。
なんといっても驚きなのがKeyboardist:小曽根 真氏の参加だ。
個人的にKeyboardを含む編成を観るのは今回が初めてだ。
所用を済ませ青山へ向う。
初日の1st Stageは比較的空いていた。
Panの盛り合わせ
Echire Butter
Lemon Heart WhiteのPine Juice割をOrder。
Panの盛り合わせはそのまま1本よりRegularの方が良かったなと少し後悔。
Echire Butter美味い。
ほぼ定刻通りにClub内が暗くなりBandが登場。
--SET LIST--
01.Tumble Home
02.KT
03.Wishing Well
04.What Might Have Been
05.Tipitina's
06.Ha Ha Hotel
最新Album『Who Let The Cats Out?』から『Tumble Home』でStart。
MainのMelodyの部分で小曽根 真氏のOrganとMike SternのGuitarの掛合いがかっこいい。
Chris Minh DonkyはWoodを使用。
Mike Sternの10分以上のGuitar Soloは圧巻だった。
相変わらずあのClean Toneでうねうね弾きまくる。
徐々にTensionが上がっていく。
Full Pickingでの速弾き凄い。
続いて小曽根 真氏のSoloだ。
その間Mike Sternは椅子に座りDrinkを飲んで一息ついていた。
Chris Minh Donkyとの掛合いが良かった。
その後Chris Minh DonkyのSoloだ。
Dave WecklのCymbalをBackにWood Soloを展開。
途中から小曽根 真氏が参戦。
一旦Main Melodyに戻り最後はDave WecklのDrum Soloだ。
徐々に複雑になるDrum Partは全て計算された様に整然とされたPhraseだ。
そして全員で最後の締めを行いやっと1曲目終了。
約22分のPerformance終了。
毎回1曲目は長い。
続いて同Albumより『KT』を演奏。
Mike SternのViolin奏法+DelayがかったPlayでStart。
そこに小曽根 真氏のOrganとDave WecklのCymbalが絡む。
Chris Minh Donkyは今回Electric Bassを使用。
短いSoloがあり曲が始まる。
この曲の後半Dave WecklのDrumが大暴れ。
お馴染みの我慢大会だ。
10分以上の2曲目は終了。
毎回やっている内容に大きな変化はない。
ただMemberが違うとArrangeが異なり雰囲気も大分変る。
特に今回小曽根 真氏の参加によりMike SternのGuitarはよりRockな感じだ。
そしてBallad系Numberの時間だ。
毎回演奏している『Wishing Well』だ。
小曽根 真氏とMike SternのDuo Part。
Dave WecklがBrushを使っての繊細なPlay。
Chris Minh Donkyは再びWoodを使用。
あのBonaのChorus PartはPianoとGuitarのMelodyに変っていた。
思ったより長いVer.ではなかった。
09分位で終了。
続いての『What Might Have Been』で少しうとうとしてしまった。
その後の『Tipitina's』や『Ha Ha Hotel』も相変わらずの感じだった。
とにかく今回印象的だったのがMike SternがむちゃくちゃRockだった事。
WildなGuitar Play良かった。
Encore含め90分のStageは幕を閉じた。
また機会が有ればこのメンツでのStageを観てみたい。
Top| by insomnia_1980 | 2007-03-26 23:55 | Live Review